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お知らせ

2019年03月22日展示情報
【終了・2階人物コーナー】 片山哲と井伊誠一

2階小展示/人物コーナー  5/6(月)まで

※この展示は終了しています

片山井伊.jpg
(展示協力)一般財団法人 片山哲記念財団

ともに政治家・弁護士であり、民衆のために尽力した片山哲(第46代総理大臣)と、井伊誠一(新発田市出身)
資料を通じて、ふたりの足跡をたどります。

コーナー展示中の資料は貸出できます。どうぞご利用下さい。

片山 哲 (1887~1978)
(政治家・弁護士)
 和歌山県田辺市に生まれる。東京帝国大学法学部独法科卒業。
1920年(大正9年)法律の民衆化を唱えて星島二郎と中央法律相談所を開設し、
日本労働総同盟、日本農民組合などの法律顧問を務め、無産者の訴訟に尽力した。
 木崎村小作争議では小作組合側弁護人を担当。
 1945年(昭和20年)11月日本社会党を結成し、その書記長となった。
 1947年(昭和22年)の第23回衆議院議員総選挙の結果、比較第1党となった
日本社会党を中心に、民主党・国民協同党からも閣僚を得て三党連立片山内閣が
発足した。社会党右派内での勢力争い(西尾末広官房長官と平野力三農相との対立)、
社会党左派の造反による補正予算の否決など内部対立が表面化し、わずか8か月で
総辞職した。
1965年(昭和40年)に政界を引退し、その後も護憲と日中友好に力を尽くした。

井伊 誠一 (1892~1985)
(政治家・弁護士)
新潟県新発田町田所町(現在の新発田市大栄町1丁目)に生まれる。
東京帝国大学法学部を卒業し、朝日海上火災保険株式会社(本社神戸市)に
勤めるが、1922年(大正11年)2月に新発田町で弁護士開業。
1923年(大正12年)3月に加治村で起きた小作争議の弁護を勤めたほか、
農民組合結成に参加し農民組合の顧問弁護士となって農民解放運動に力を尽くした。
1927年(昭和2年)9月新潟県議会議員選挙に当選し、以後連続三期県議をつとめ、
廃娼決議案の議会通過、納車税撤廃に成功させるなど無産運動にも貢献した。
1946年(昭和21年)日本社会党公認で衆議員選挙に当選し、衆議院憲法改正
特別委員、衆議員司法委員長として、新憲法の制定に協力。
政界を引退する1967年(昭和42年)まで7期にわたり代議士をつとめた。
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